一級建築士事務所
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 現場実況中継
 2013/02/13(水)
 サーモグラフィ(熱画像)
T,MU邸について、札幌の轄。川建築設計監理事務所の
今川所長によるサーモグラフィ(熱画像)撮影を行った。
矢印は、東側の玄関の外側風除室のフィックス窓です。
ガデリウス、エリートフェンスターU値1.25W/uKですが、
外壁部とガラス部との温度差は7℃くらいで、熱が逃げて
いることがわかります。
北側寝室の窓です。外壁のタテヨコピッチ455mmの点は、
断熱材XPS止のビスであることがわかります。この点から、
温度差2℃くらいで熱が逃げています。
南側、リビング・洋室の窓です。外壁部と基礎巾木部の
温度差は5℃くらいで基礎巾木の方が高い。
北側の裏玄関(非暖房室)です。外壁部と基礎巾木部の
温度差は5℃くらいで基礎巾木の方が高い。この基礎巾木
廻には断熱材は施工されていません。
室内のキッチン西側の窓で、U値1.04W/uKです。
木サッシについて、ガラス中央部で20℃、コーナーの青色
付近で8℃くらいでコーナーの気密性能が悪いことが
わかります。
前写真のコーナー部の拡大写真です。コーナーの青色
付近で最低8.79℃で、木サッシ四方枠及び内壁面は
22℃あります。
中央矢印が、熱交換換気装置REC本体の下部付近です。
矢印のオレンジ色で20〜21℃ありますが、最下部の青色
で7.84℃まで下がっています。これは、結露水が本体
下部に溜り、それが排水口に流れている為であります。
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